ペーター・ルーゲ Peter Ruge
- 専門分野
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建築・都市・エコロジー設計
- 所属
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- デザイン学部 客員教員
経歴・業績
ドイツ・ベルリンにPeter Ruge Architektenを構える。ヨーロッパとアジアの建築と都市計画に30年以上携わる傍ら、現在は、アンハルト大学/デッサウ建築研究所、瀋陽建珠大学、京都精華大学で教鞭をとる(エコロジーデザイン)。様々な受賞に加え、いくつかのプロジェクトは、「持続可能な建築」の国家認定を受賞。
経歴 | |
1988 | Technische Universität Braunschweig(ブランシュワイグ)ディプロム修了 |
1989~1991 | 京都大学、京都精華大学(京都)DAAD奨学生 |
1991~1993 | 建築事務所(京都)で勤務 |
1993~1997 | Technische Universität Braunschweig(ブランシュワイグ)講師 |
1993~2011 | Pysall Ruge Architekten(ベルリン)設立 |
2009~ | アンハルト大学/デッサウ建築研究所(デッサウ)教鞭 |
2011~ | Peter Ruge Architekten(ベルリン)設立 |
2014~2017 | Zhejiang Sci-Tech University(中国杭州市)客員教授 |
2017~ | Shenyang Jianzhu University(中国瀋陽市)客員教授 |
主な受賞歴 |
SDレビュー, 1994 (SD 賞), 1996 (鹿島賞) |
DGNB Medal, 2008 (Gold), 2014 (Gold), 2015 (Platinum) |
BDA Hamburg, Award 2010 |
Cemex Building Award, 2010 |
Elite Award, Ministry of Science and Technology, 2015 |
Green Building Award, 2014 (Gold), 2015 (Silver) |
Ministry of Energy, Energy Efficiency Award, 2020 |
メッセージ
私の夢の中に老子が現れた時のことです。夢の中で、私はその偉大な思想家に質問をしました。興奮さめやらぬ中、朝目覚めたのを覚えています。私はこの出来事を早速友人たちに伝えました。友人たちはみな、彼が何と答えたか知りたくてたまりませんでしたが、じつは私にとって、老子の答えはそれほど重要なものではありませんでした。なぜなら私の最大の興味は、私が彼にどんな質問をしたのか、ということだったからです。それは建築にもいえます。なぜ自分は建築家でありたいのか、なぜエコロジー建築を教えたいのか。私にとって、多様な答えはそれほど重要ではありません。自問することがとても楽しいのです。