やんツー yang02

専門分野

現代美術 / メディアアート

所属
  • デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 デジタルクリエイションコース

経歴・業績

やんツー
 
1984 年、 神奈川県生まれ。美術家。2009年多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。デジタルメディアを基盤に、行為の主体を自律型装置や外的要因に委ねることで人間の身体性を焙り出し、表現の主体性を問う作品を多く制作する。文化庁メディア芸術祭アート部門にて「SENSELESS DRAWING BOT」が第 15 回で新人賞、「Avatars」が第21回で優秀賞を受賞(共に菅野創との共作)。2013年、新進芸術家海外研修制度に採択され、バルセロナとベルリンに滞在。近年の主な展覧会に「札幌国際芸術札2014」(チ・カ・ホ、2014年)、「あいちトリエンナーレ 2016」(愛知県美術館、2016 年)、「Vanishing Mesh」(山口情報芸術センター[YCAM]、2017 年)、「DOMANI・明日展」(国立新美術館、2018 年)、「Art Meets06」(アーツ前橋、2019 年)等がある。
 
 
ポートレート 撮影:松見拓也
 

メッセージ

インターネットなどのネットワーク技術、人工知能、3Dプリンティングをはじめとするデジタルファブリケーション、そしてバイオテクノロジー等、昨今のデジタル技術の発達は目まぐるしく、ものづくりを取り巻く環境も急速に進化しています。そういった最新のテクノロジーを取り入れつつも、理工学系の大学のようにそのハウツー(扱い方)だけを学ぶのではなく、その新しい技術を通して身の回りの物や社会そのものがどのように変容し、私たちの生活をどう変化させるのか。そういったことを共に批評的な視点で考え、社会に対して問題提起をしたり、そういった問題をテクノロジーによってクリエイティブに解決する方法を思考していきたいと思っています。
といった上記のようなちょっと小難しいことはひとまず置いといて、とにかくこの自由な校風と、物を作ることを存分に楽しんでください。

作品・著書・研究活動など