人文学部 3つの方針 Educational Policies

HUMANITIES

学部の目的(学則第3条の2)

国際的な視野と体験を重視し、地球環境問題の深刻化、情報技術化、経済のグローバル化の時代に求められる人間の社会と文化についての学際的な教育研究を行うこと、および自立した思考力によって現実の社会と文化に貢献する資質を備えた、よりよき社会人としての人間形成を行うことを目的とする。

教育目標(目指すべき人材像)全学

京都精華大学は、日本国憲法および教育基本法を貫き、世界人権宣言の背骨をなす「人間尊重」を教育の基本とし、「自由自治」を建学の理念としています。この考えのもと、社会の課題を克服し、全人類が幸福に共生する地球社会を築く人間の形成を目標としています。

教育目標(目指すべき人材像)人文学部

人文学部は、国際的な視野と体験を重視し、自立した思考力によって現実の社会と文化に貢献する資質を備えた、よりよき社会人としての人間形成を行います。

ディプロマポリシー(Diploma Policy)

領域1 知識・理解・技能
 
1 多様性を理解する力
自文化の成り立ちや他文化との関係を多元的に捉え、世界が抱える諸課題を多角的に理解できる
 
2 専門知を活用する力
人文学分野に関する知識・技能を体系的に理解し、その分野に固有の視座や思考方法を身につけている
 
領域2 思考・判断・表現
 
1 論理的に思考し判断する力
学術調査・研究において、独創的な着眼点や新たな知見をもって、社会的課題に対する創造的な問いを立て、分析・考察し、解決できる
 
2 考えを表現する力
学術調査・研究の成果や自分の知見をまとめる論述能力を身につけている

3 多様な人とコミュニケーションする力
社会と文化の変遷を理解し、日本語や外国語を用いて、研究成果や自分の知見を分かりやすく伝達できる
 
領域3 関心・意欲・態度

1 他者と協働する力
豊かな人間性を活かし、市民として他者と協働する姿勢を身につけている
 
2 社会と他者に貢献する力
実社会との結びつきを重視した実践力を活かして、現場が抱える様々な課題の解決に尽力できる

アドミッションポリシー(Admission Policy)

領域1 知識・理解・技能
 
1 高等学校の教育課程における基礎学力・技能を有している
 
領域2 思考・判断・表現
 
1 身近な問題について、知識や情報をもとに筋道を立てて思考できる
2 他者の意見を理解し、自分の考えをわかりやすく表現できる
 
領域3 関心・意欲・態度
 
1 新しい領域や多様な人々に対して先入観なく向き合い、生涯にわたって学習を継続する意欲がある
2 学びたい学部・学科の知識や経験を社会で活かしたいという目的意識を持っている

カリキュラムポリシー(Curriculum Policy)

人文学部は、学位授与の方針に掲げる知識・技能などを修得させるために、全学教養科目、全学専門科目、学部専門科目およびその他必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、実習等を適切に組み合わせた授業を開講します。また、科目のナンバリングおよびカリキュラム・マップにより、カリキュラムの体系をわかりやすく明示します。
 
人文学部専門科目の教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。
 
1 教育内容
 
学部専門科目では、1年次には人文学の基本(学びを支える基盤的な知識、思考力)を習得するための、人文学基盤科目群を開講します。
2年次以降は、専攻に分かれた専門研究科目群を開講し、当該分野の専門的知識を系統的に習得させます。
さらに、1年次からコミュニケーション・プログラム、ソーシャルデザイン・プログラム、フィールド・プログラムからなる創造実践科目群を開講し、社会の課題を解決するための実践的な力を身につけさせます。
最終年次には卒業論文の作成を課します。学生が自主的に課題を設定し、その研究計画を構想・実行するよう指導することで、人文学的教養と専門的学識を統合する豊かな論述能力を養います。
 
2 教育方法
 
(1)学生の主体性を伸ばすため、能動的学修の視点を取り入れた教育方法を実施します。
(2)授業内・外の学修時間を考慮した授業内容を設計します。
(3)学修ポートフォリオの作成指導により、学生の自律的な学修を支援します。
 
3 学修成果の評価
 
人文学部では、学位授与の方針に掲げる能力・資質およびこれらの総合的な活用力の修得状況を、「進級時」「卒業時」の2つのレベルで把握し、評価します。
各レベルの評価の実施方法は、以下のとおりとします。
 
(1)進級時
進級時の学修成果は、学部所定の教育課程における進級要件達成状況(単位取得、GPA)により、総合的評価を行います。
 
(2)卒業時
4年間の学修成果は、学部所定の教育課程における卒業要件達成状況(単位取得、GPA)により、総合的評価を行います。卒業制作・卒業論文(必修)は、評価ルーブリックを活用し、複数教員によって多面的評価を行います。