渡邉 英之 WATANABE Hideyuki

専門分野

教育哲学

所属
  • 芸術学部 共通教員
  • 芸術学部

経歴・業績

同志社大学哲学専攻博士課程満期退学。主な論文に、「学校論の転換-シュタイナー学校の試み-」(『現代教育学のフロンティア』)、「ハイデッガーにおける現象学的自由論」(『京都精華大学紀要』)、「現象学の真理論-フッサールによる超越論的基礎づけの試み-」(『現代哲学の真理論』)など。

メッセージ

哲学のテーマとしては時間性の謎が、教育哲学としては心と存在変容の可能性が主要な関心テーマです。キーワードは間をつなぐメディア性。光と闇、表と裏、内と外、マジメ不マジメ、分別無分別の間をつなぐ。要は哲学探究の醍醐味と変容研究の妙味なので、ためにする研究よりも面白さを重視します。そのために常識を問い返し、事象の組み合わせの別の可能性をイメージし、異和のセンスにこだわることで新たな何かを創設できたら。

紹介に絡めていくつかのおすすめ。映画、小説に耽溺すること。ドストエフスキー、ディック『ユービック』、エリアーデ『妖精たちの森』など。最近見つけた金庸『笑傲江湖』『鹿鼎記』など。ついでにギャグマンガ日和、クレイモアなど。おまけとして猫と自転車、これはたんなるマニアックな趣味。哲学や教育への関心だけではなく、風変わりなセンスをお持ちの方、歓迎します。