西谷 真理子 NISHITANI Mariko

専門分野

ファッションメディア / 編集

所属
  • ポピュラーカルチャー学部 客員教員
  • ファッションコース

経歴・業績

東京都立大学人文学部フランス文学科卒業。1974年文化出版局に入社。『装苑』、『ハイファッション』などの編集部に在籍。80~82年パリ支局勤務。2011年退職後、「ハイファッション・オンライン」のチーフエディター(~12年)。10~11年まで、後藤繁雄主宰のSuper School「ファッションを記述する」で講師を務める。11年秋に東京オペラシティで開催された「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」展共同キュレーターを務める。2019年4月から島根県立石見美術館協議委員に就任。
 
編著:
『感じる服 考える服:東京ファッションの現在形』(以文社 2011年)
『ファッションは語りはじめた』(フィルムアート社 2011年)
『相対性コムデギャルソン論』(フィルムアート社 2012年)
『TSUMORI CHISATO』(Rizzoli社 2018年)
『アート・ライティング4 まちを描く』(「第2章まちの文化のとらえかたーーファッションライティングの場合」を執筆。京都造形芸術大学出版局 藝術学舎 2019年)
 
 
 
寄稿:
「問い続ける人、森永邦彦。——アンリアレイジを森永の言葉から読み解く試み」 『A Real Un Real Age』所収(パルコ出版 2012年)
「Invasive Species: Louis Vuitton in Japan(原題:ルイ・ヴィトンという名のパンドラの匣)」『Louis Vuitton City Bags: Histoire Naturelle』所収(Rizzoli 2013年)
「「和」から新しい衣服言語へ。——コム・デ・ギャルソンと新井淳一と『民族衣裳と染織展』」 『私の服は誰のもの?』所収(アーツ前橋カタログ、BNN新社 2014年)
「英国のLegend Designers」(『エル・ジャポン』2015年8月号、アシェット婦人画報社)
「私的スタンダード論」(『アンド・プレミアム』2015年11月号、マガジンハウス)
「ミナ ペルホネンの特異性」(『Casa Brutusムック 皆川明とミナ ペルホネン』2015年10月発売、2019年改訂版にも所収 マガジンハウス)
「改めて、ディオールのすごさについて考える」(2014年12月、「Think of Fashion」でのレクチャー)
「妄想のバレンシアガ」(2015年12月、「Think of Fashion」でのレクチャー)

メッセージ

ファッションコースは今度デザイン学部の所属になりますが、ファッションの持つ、形だけでない広がりや可能性を、編集者の視点で伝えられれば、と思っています。卒業後東京で活躍し始めた卒業生を見るにつけ、京都精華大学ならではのマルチプルな教育が、ユニークな、社会で必要とされる人材を育てていることを実感しています。

作品・著書・研究活動など