今までマンガを完成させたことがないのに、マンガ学部をめざすのはやめておいた方がいいですか？

ストーリーマンガコースの学生です。私も大学に入るまで本格的にマンガを完成させたことはありませんでした。正直入試の時も「受かるのかなこれ？」と思ったぐらい絵も拙かったし、高校も芸術系じゃなく一般のところでした。でも大学には本当に色んな人がいるから、自分より話も絵もうまい人は沢山いるし、逆に自分のようにマンガ制作初心者だという人も珍しくありません。ストマンなのに「マンガをメインに制作してくつもりじゃない」人もいます。結局はどれだけやる気を持っているかだと思います。質問者さんがもし「本気でマンガ家になりたい！」と思っているなら絶好の機会です！ここにはそういったチャンスやきっかけが他のどのマンガ家志望者よりも転がっている場所だと思いますので、あとはそのきっかけをうまく自分のものにしてください！大丈夫です、絵も話も全然できなくたって、それでもマンガを描くのが大好きな学生を見放す先生はここにいません。

どちらともいえません。というのは、あなたの気持ちの問題だからです。ある程度マンガ作画経験があるけれど、もっと上達したいという目的で入学を目指す受験生もいれば、やったことがないから勉強したいという理由で目指す受験生もいます。そのどちらの受験生にも受験の機会があり、合格するチャンスがあります。ただ、もし「無謀だからやめなさい」と言われてくじけるようなら、入学してからの授業も厳しく辛いものだと思います。
あなたはどうしたいのでしょうか？

ストーリーマンガコースに入学する学生は毎年６５人以上いますが、多くは作品を完成させたことのない人です。実際、ストーリーマンガの作品を完成させるには画力、アイデア、構成力など様々な力が必要で、精神的にも肉体的にも持久力が求められます。ですから心配なさらずにマンガ学部をめざしてください。大学の４年間でマンガ作品を仕上げ切る「マンガ体力」を身につけるのが私たちの目標です。

マンガ学部はマンガを学ぶための専攻や選択科目が多いです。基礎も含めてゼロから教えるということです。周りの人は画力が強い方もいますが、マイペースで一歩一歩進んで自分の成長を注目したらよいと思います。

そんなことはないと思います。今まで一度もマンガを完成させたことがないなら、それは「完成させる習慣」をつけていないだけだと思います。いきなり長い話を描くのは大変なので、マンガ学部のそれぞれのコースでは短い話を丁寧に描くことから始めています。

熱意がある限り何とかなります。
大学は確かに漫画の描き方は教えますが、すべて君の努力次第です。
だから君が考えた方が良いのは「漫画書いたことないか」とかじゃなくて、「大学から何を学びたいか？」「自分の作品や自分のためになるものは何か？」。
新世代コース、ストーリーマンガコースでは、別のアプローチで漫画を学べますので、自分にあった学び方を研究したほうがいいと思います。